お風呂にスマホを持ち込む人は46% 防水でも気をつけたいこと

お風呂で動画を見る人、スマホを置いてひと息つく人。どちらが多いのでしょうか。300人を対象にした調査では、スマホを持ち込む人は46.0%でした。20代では約7割ですが、この数字だけで「みんな使っている」と受け取るのは少し早そうです。

『ハレイロライフ』のハルです。私が気になったのは、年代ごとの回答人数と、「防水ならお風呂でも大丈夫?」という点でした。2026年10月17日に確認した調査元と公式情報をもとに、数字の読み方から、スマホと入浴の付き合い方まで整理します。

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お風呂スマホは46%、持ち込まない人がやや多め

調査を実施したのは、住宅比較サイト「イエベース」を運営する株式会社AZWAYです。対象は20〜60代の男女300人。2026年6月10〜16日のインターネット調査で、結果は同年9月9日に公表されました。10月の報道と調査した時期は別なんですね。

全体では138人がスマホを持ち込み、162人は持ち込まないと回答しています。持ち込み派も半数近くいますが、持ち込まない派が少し多い結果でした。少なくとも、この調査から「スマホを浴室へ持っていくのが普通」とまではいえません。

回答内容300人全体に占める割合人数
持ち込まない54.0%162人
動画を見る24.0%72人
SNSを見る13.0%39人
音楽・ラジオなど4.0%12人
ゲーム・ニュース・通話など5.0%15人

使い道の内訳を見ると動画が中心。ただし、表の割合はスマホを持ち込む138人だけでなく、回答者300人全体に対する数字です。「持ち込み派の24%が動画を見る」という意味ではないので、ここは読み違えたくないところです。

60代は約1割、でも回答者は15人です

年代別では、20代70.1%に対し、60代は13.3%。かなり開きがありますね。ただ、各年代に同じ人数を聞いた調査ではありません。20代は67人、60代は15人で、調査元も60代の結果には「参考値」と添えています。

年代持ち込む割合その年代の回答者数
20代70.1%67人
30代53.1%98人
40代31.8%85人
50代28.6%35人
60代(参考値)13.3%15人

公表された回答人数から計算すると、60代の13.3%は15人中2人に相当します。1人違うだけで約6.7ポイント動く規模です。「60代の人は全国的にほとんど持ち込まない」と広げるより、今回の回答者ではそうだった、と受け止めるのがよさそうです。

年代の違いは見えますが、なぜ違うのかまで、この数値だけでは決まりません。動画を見る習慣、入浴時間、端末への考え方など、理由はいろいろ考えられます。年齢のせいと決めつけず、人数と割合を一緒に見ると印象が変わります。

「防水だから浴室でも安心」とは限らない

ここからは、持ち込む人数とは別の話です。使う人が多くても、その端末が浴室で使えるとは限りません。たとえばAppleは、iPhoneの耐水性能は永続的なものではなく、普段の使用によって低下する可能性があると説明しています。

Appleが避けるよう案内しているのは、入浴中の使用、シャワーなどの強い水流、サウナやスチームルーム、極端に湿度の高い環境など。石けんや洗剤が付くことにも注意が必要です。耐水等級の数字だけでは、こうした使用条件は分からないんですね。

私なら「水に何分耐えるか」より先に、自分の機種の取扱説明書で浴室利用の条件を探します。iPhoneの案内をすべてのAndroid端末へ当てはめることもできません。メーカーが認める環境と使い方を、機種ごとに確かめる必要があります。

濡れたスマホは、充電を急がない

浴室から出たあとにも気をつけたいことがあります。画面が拭けたら、すぐ充電してよい?見えるところの水分がなくても、それだけで端子まで乾いたとは判断できません。Appleは、濡れたiPhoneは完全に乾くまで充電しないよう案内しています。

iPhoneが濡れた場合はケーブル類を外し、柔らかい布で水分を拭き、風通しのよい乾いた場所で自然乾燥させます。高温の熱源で乾かしたり、端子へ綿棒やペーパータオルを差し込んだりする方法は避けるよう求めています。

同社の水濡れ時の案内では、有線充電やアクセサリ接続は最低5時間あけるとされています。ただし、5時間で必ず乾くという保証ではありません。液体検出の警告が出た場合も含め、端末の状態に合う公式手順を優先しましょう。

湯船派のほうが眠れる?調査で言える範囲は

自宅で毎日湯船に浸かる人は41.3%、週に数回の人は29.0%でした。合計すると70.3%です。「湯船派が約7割」と聞くと毎日入っているようにも感じますが、毎日派と、ときどき浸かる派を合わせた数字なんです。

睡眠については、毎日湯船に浸かる人の41.9%、ほぼシャワーのみの人の31.8%が、質が上がったと回答しました。公表割合の差は10.1ポイント。ただし、これは回答者自身が感じた変化で、睡眠を測定して効果を確かめた実験ではありません。

生活リズムや体調など、ほかの条件をそろえた比較とも示されていません。湯船派で実感した人が多かったことと、湯船がその差を生んだことは別です。スマホを使ったかどうかによる睡眠への影響も、この比較からは判断できません。

動画の続きより、湯温と時間を先に

スマホを持ち込むか迷うなら、端末だけでなく入浴時間も気になります。動画の区切りと、湯船から出る区切りは同じとは限りません。長い動画を見終えることを入浴の目標にせず、お湯の温度や体調を基準にしたいですね。

消費者庁は、高齢者の入浴中の事故を防ぐ目安として、湯温は41度以下、湯に浸かる時間は10分までとしています。これは「その範囲なら誰でも必ず安全」という意味ではありません。持病がない人でも事故が起こり得るという注意喚起です。

  • 湯船の中で次の動画を再生する前に、入浴時間を優先
  • 熱いお湯で我慢せず、温度と体調に目を向ける
  • 食後すぐや、アルコールが抜けていない状態での入浴は控える
  • 睡眠薬・精神安定剤などの服用後の入浴にも注意

寒い時期には脱衣所や浴室を暖め、浴槽から急に立ち上がらないことも大切です。同居する家族がいれば、入浴前に声をかけておく方法もあります。スマホを手元に置いたことだけで、こうした備えの代わりになるとは考えないほうが安心です。

スマホを置く日は、何もしなくてもいい

持ち込まないと、時間を持て余しそう。そう感じる人もいるかもしれません。でも、入浴時間にまで何かを学んだり、情報を集めたりする必要はありません。私には、「お風呂をどう活用するか」より「休むために何を減らせるか」という見方がしっくりきます。

通知が気になるなら、入る前に必要な連絡を済ませ、スマホを浴室の外へ置く。動画の続きは、お風呂から出て落ち着いてから見る。これは効果を保証する健康法ではなく、端末を浴室へ持ち込まずに過ごすための、暮らしの工夫です。

ハル

私なら、浴室まで通知を追いかけなくてよい日をつくりたいです

持ち込み派か、持ち込まない派かを固定する必要もありません。今回の46%は多数決の答えではなく、過ごし方の違いを知る材料です。まず一度、スマホを外に置く日をつくってみる。落ち着くか、物足りないか、無理なく休めるか。自分の感覚から考えてみてはいかがでしょうか。

この記事の内容は、公開時点で確認した情報をもとにしています。内容は変更される場合があるため、必要に応じて公式情報や各サービスの案内もあわせてご確認ください。

この記事を書いている人

ハレイロライフを書いているハルです。普段は会社員として働きながら、家族との暮らしで見つけた疑問や、知っておくと便利な情報をまとめています。休日は家族で出かけたり、ドライブや外食を楽しんだり、自宅でのんびり過ごしたりしています。「小さなことも大切に」を心がけ、暮らしに役立つことをわかりやすくお伝えしていきます。

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